IT企業でうつ病

IT業界で10年勤務。うつ病2回。勃起不全。只今闘病中でこれからの人生をどう生きていこうか考え中。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「普通」に合わせる必要はない

「普通になりたい」 私もこの病気になってから数千回数万回頭に浮かんだ言葉で、その都度苦しんできた言葉。 ここでいう「普通」ってなんだろう。おおまかに、企業に務めていて、家庭を持って、子供も育てて、いわゆる日本における「平均」付近の人生を送れ…

レールから外れて気がついたこと

私は無職。NPO法人の副理事やったりしているけど、立ち上げ間近で収入はゼロ。そういった意味で、誰からから報酬を得て生活しているわけではなく、失業手当と貯金で生きてる状態。 これまではどこかの企業に所属して、その企業の仕事で人とのつながりが増え…

「べき論」が作り出す不幸というモンスター

大人達が子供達に「夢を持ちましょう」「目標を持ちましょう」「やりたいことをみつけましょう」といった人生のアドバイスをするケースを良く目にする。大人になるにつれて今度は、結婚は○○歳まで、就職は大手企業へ、お墓は守っていかないと、家を購入する…

あれから四年経過したね

さっき、両親から電話があった。特に用事も無いし、この間話したばかりなのに何故、と思ったが、3月11日という節目に僕の状態を確認したかった様子だ。両親と震災について深く話したことも無いし、実家は大きな被害も無かったのだが、やはり色々と思うことは…

「自分」という物語を楽しむということ

うつ病の人は「他人」と比較して「自分に足りないもの」を見つけ出す。「自分にあるもの」は「無い」と思い込んでいる傾向が強い。ただ、それは生い立ち、とりわけ「親からの愛情をどう注がれてきたのか」という点で大きく左右されている。 親から抑圧されて…

「あなたの夢のために戦う時が来たら、荷物をおろせ」

今読んでいる本に書いてあった言葉をタイトルとして引用。最近、また調子が悪くなってきており、脳みそはオーバーヒートするわ、心は重たくなるは、体は気持ち悪くなるわでてんてこ舞いなんだけど、何かに集中すれば多少和らぐだろうと、本を読んでた。 うつ…

あれもこれもそれも

うつ病の人は自信が無い。私もそうだ。 なんでこれが出来ないんだろう、今まで何をしてきたんだ、他の人はどんどん前に進んでるし。云々。 気がついたら毎日呪文のように唱えている。頭の中でエンドレスリピートで、もうお腹いっぱい。疲労困憊。疲れてしま…

自分の受け入れ方〜悲鳴が駆け巡る日々〜

先日、「自分の受け入れ方 著:加藤諦三」を読んだ。可能であれば全てを転載したいほど心にグサグサ刺さる内容で、半分癒され半分絶望した気分にされられたのだが、幾分癒やし効果の方が高かったらしく、今、再読している最中だ。 全てを転載するのは不可能…

ファッション化する「メンヘラ」

ここ最近思うこと。 「メンヘラというキーワードがファッション化して、本当に病を患っている人たちや、精神の不安定性に向き合っている人たちも、それに半ば内包されてるってのはあまりよろしくないよね。」 ということ。 (下記、該当しない方もいらっしゃ…

世界全てが恐怖に感じた日々(慟哭

昼に起床→ぼーっとしたままソファに横たわる→気がついたら夕方→食欲もなくテレビを流す→夜になりベッドへ→眠れずに朝を迎える→気がついたら寝ている。以下ループ。 基本的な僕の生活パターン。 運良く会社を休職することは出来たものの、落ちぶれ・ポンコツ…

「強弱のモノサシ」しかもってない人々

人を評価する時、強弱・高低でしか評価できない人が多く散見されるようになった。こと、この病気を患い、日本社会のレールから爪弾きを食らってから顕著に感じれるようになった。 1つの価値観。高度成長期から日本人に求められた社会資本としての「勤勉性」…

うつ病の症状(僕の場合

うつ病の症状は様々で、これが発生したらうつ病である。と断定することは難しい。また、血液検査やX線で明らかな異常を検知することが難しいため、患者からの自己申告から帰納的(いくつかの症状が出ているため)にうつ病と診断されるケースがほとんどだ。 …

うつ病になりまして(白目

発病して5年目。 2度の再発に苛まれながら31歳を迎えた昨年末。 「いやいやいやいやいくらなんでも長過ぎるでしょ。」と心のなかで毒づきながら、見通しの立たない明日と、AVを見ても勃たない下半身と、それに膝をつく自分。 「それうつ病ですね。うん、うつ…